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2013年10月16日 (水)

高尾山・赤沢休養林・千畳敷カール

24号台風が日本海を北上してくれて、どうにか天気が持ち直すかという先週のこと、ツアー参加で木曽の赤沢休養林を目指した。BBとしては念願の赤沢のヒノキの森がメイン、でも、このツアーのメインは木曽駒の千畳敷だったらしい。時間の配分が、赤沢1:千畳敷3 になっていたのが惜しいなぁ。ズボラして出来合いのツアーに参加したんだもの、仕方ない。

吾が田舎からツアー出発地点新宿の朝の集合時間に間に合わせるのがきつくて、前日に家を出る。
高尾山の薬王院で今なら予約なしの一人でも頂けるお昼の精進料理が目当て。
昼前に余裕で薬王院に着くように、やっぱり吾が田舎住まいからでは途中JRの特急も利用する。遠くに出歩かなければ問題ない暮らしなんだけど、そうもいかないしね、うまく遊びをやりくりしよう。

山歩きから数年遠ざかっていたから、軟弱コースでケーブルの往復切符を買う。山上駅から15分の舗装路登りも、まだかねぇ、まだかねぇと情けないこと。
精進料理は美味だったけど、ボリュームたっぷり過ぎた。
目的は達したけど、このまま下山するのはもったいない。まだ12時になったばかり。
薬王院の裏の路地をおチビ達の遠足の列が下って行くのが見えた。職員さんに聞くと、これを登れば山頂に行ける道なのだって。ではゆっくり参ろうか、と、花を眺め森を眺めてボツボツ。道は路地からすぐに幅広くなり、シモバシラの白い花、頭が赤いキノコ、黄色いキノコもあり、のどかに登って行く。3号路への分岐を過ぎて5号路合流と、ラクに山頂に出られた。
Photo山頂から、富士山は雲の中、かわりに丹沢の山が水墨画のフリをしている。
Photo_2ぐっと下ると、奥多摩の大岳山の姿。
Photo_3浄心門まで下って少し2号路へ入り込んだ所が、自分だけの定点観測点。圏央道のジャンクション工事が始まって以来、眺めてきた。この道路の下で、梅林が情けない姿になった。
早々に山を下って八王子のビジネスホテルに入る。翌日、JR新宿発のツアーでも八王子から途中乗車出来る。

Photo_5ツアーは、JRの特急を塩尻で降りてマイクロバス2台に分乗。木曽路を南下して、上松の赤沢休養林へ。木曽ヒノキの美林は、昔の木材搬出用の鉄道をトロッコ列車として観光地にしたおかげで維持されているもよう。林業の盛んな時代には、木曽の山には全長合計500キロにもなる数十の路線があったのだとか。
トロッコ列車にも乗りたいけど、何より森を歩きたかった。片道7分で終点についたらあとはゆっくり、のもくろみは外れて、全部で1時間しかとられてなくて、なんともはや。幾つものコースが設定されているけど、そそくさと戻るしかなかった。紅葉の始まった森の写真もゆっくり撮りたかったけどな・・・また今度、一人で来よう。
阿寺渓谷と柿其渓谷にもツアーはチョイチョイと寄り、南木曽から木曽山脈の南部を峠越えして伊那路に入り、駒ヶ根のリゾートホテルで一泊。雨が降り出した。




Photo_7しらび平らからロープウエイに乗った時はまだ雨が降っていた。標高が上がるにつれて、ダケカンバの黄葉にナナカマドの紅葉も混じって目を奪われる、でもゴンドラの窓越しの写真は雨粒が写りこんで失敗。
千畳敷も雨に加えて強風で、見えるのは枯草の中に枯れたコバイケイソウ。ここで3時間を過ごすことになっているのが恨めしいくらいだった。Photo_8そうは言ってもせめてカールを一巡り、と歩いていると、雨雲が上がり始めて少しずつ宝剣岳の裾が見えてきた。ナナカマドの実が赤い。
Photo_9強風がこのときは味方したのか、雲がすっかり高く上がって行って晴れてきた。
この懐かしい眺めを見れたんだから、前日の赤沢のザンネンも勘弁するかな。
右手に見えるガラガラの登山道に登山者の姿が点のように見える。ここを登って木曽駒山頂に立ったのはもう10数年も前になるのかなあ。快晴で、グルリと大展望、槍ヶ岳も見えた。ちょうどこの季節だった。同行は登々路さん。彼女はもう向こう岸のヒトになった。3月の積雪の時はカールの中を歩くこともできず宝剣岳を見上げるだけだった。もっと若い時には姉と来て、その時の眺めはもう忘れた。
Photo_10カールに吹く強風は伊那谷に溜まる雲も動かしているようで、南アルプスの頭が見え始めた。富士山の頭もちらと見えたけど、甲斐駒がはっきりしてきたのが嬉しい。甲斐駒には登らなかったけど、傍の仙丈・北岳には夫GGと登った。彼も向こう岸のヒトになった。

どうも山の眺めは向こう岸のヒト達の思い出につながってしまうんだわねぇ。
やっぱり一人でこの眺めを目にするのはキツイかも。ツアーのメンバーが傍に居るくらいでちょうどいいのかもしれない。


Photo_6帰りはすっかり晴れ上がった谷を又ロープウエイで降りる。

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