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2014年2月12日 (水)

雪にめげながら伊豆箱根

記録的な大雪に阻まれて、楽しみだった静岡への家族の旅が取りやめになってしまった。
旅の後半は一人で山眺め旅の予定を入れていて、伊豆長岡の宿を予約していた。せめてそれだけでも果たしたい。それが雪の翌日にあたってしまった。

新幹線は遅れながらもちゃんと動き、ローカル線も青息吐息ながら動いている様子だったのに、あ~ら哀れ、田園地帯の我が家から駅までのアシが無くなった。バスは完全ストップ、タクシーは、ソチラの方へは行かれません、ですと。雪道を歩いて行ける距離でもない。
雪は止んで天気は回復しているから尚諦められず、宿に電話して、泊りの日を一日後へ振り替えてもらった。

一日遅れにしただけで、もうバスも電車も問題なしと思えば欲がわいてきた。せっかくだからアレもコレも。
メインは伊豆長岡から近い葛城山からの大展望。
その前に熱海のMOA美術館。
その後に箱根の美術館めぐり、と。



Photoまずは、こだまの車窓から丹沢の大山。左肩のヤビツ峠から娘と登ったのはいつだっけ、頂上では鹿が食べ物をねだりに来た。峠を越えて丹沢の山荘にGGと泊まった時は、翌日、山の向こう側でGGはゴルフ、BBは湖周りのハイキング。新幹線がシュッと通り過ぎる間にこちらもシュッとばかり思い出に浸る。



Photo_2熱海にあるMOA美術館へ。ちょうど尾形光琳の紅白梅図屏風が出ていた。ほかに国宝や重文のコレデモカのオンパレード。スッゴイなぁ、でも光琳さんの屏風の前で立ちすくんでしまって、それだけがBBの小さなムネを占める。
庭に光琳さんの京都の屋敷を再現したものが建っていた。建物周りを、中をのぞきながら歩くようになっている。
美術館が急傾斜の山の上にあるので、熱海の海の眺めもすばらしい。
あの屏風の絵をうつしたハンカチを売店で見つけてス~ッと購入。白梅と紅梅に分かれていてそれぞれ1000円。手を拭いたりなんかもったいなくて出来ません。壁飾りにします。




Photo_3夕方、三島経由、伊豆箱根鉄道で伊豆長岡へ。高校生の帰宅時間だったらしく、にぎやか。
翌朝、葛城山に作られたパノラマパークのロープウエイで山頂へ。
20年くらい前に、今は亡き山仲間登々路さんとこの隣の発端丈山に登った時に、近々と見える葛城山のロープウエイは年を取った時のためにとっておこうと言ったもの。BBだけになったけど。
ここから富士山と南アルプスを見たかった。
富士山はあいにく中腹から上は厚い雲の中。これが晴れていたら圧倒される眺めの筈。とても近く向き合う位置だから。
駿河湾を挟んで、空はどんよりしているうえに山が意外に遠かったけど、南アルプス南部からずらりと北部の北岳まで白い。息を呑んで見た。
北岳まで富士山の左側に見たのは初めてだった。これはゼッタイ登々路さんと一緒に見たかった。彼女と青春18切符の旅をしたときに、甲府からエンエンとバスに乗って広河原から北岳を眺めた。いつか登れるかしらと、憧れた。
彼女は憧れのまま、BBは幸いGGと共に登れた。GGももう居ない。山の眺めにはいろいろ思いが吹きあがってくる。
登るほどの体力はもうなくて、こうやって山眺めの旅を味わえるのもワルクナイってことにしよう。




Photo三島へ出て新幹線で小田原へ。箱根登山鉄道に乗り換えて、彫刻の森美術館へ。ここを足掛かりにして箱根施設めぐりバスに乗って幾つか美術館を回りたかった。ところがやっぱり大雪の後遺症でそのバスは本日運休。ザンネン。
彫刻の森美術館も屋外展示の像だけはきれいに除雪されていた。
バックに、箱根外輪山の明星ケ岳、大文字が雪のお蔭でくっきり。この山にはもう50年近く前に、山向こうの大雄山最乗寺から明神ケ岳を経由して来た。勤め先の社員ハイキングだった。カヤトっ原をたっぷり歩いたのを覚えている。

2
3ピカソ、ね、たくさんあったけど、やっぱり好みじゃないなぁ。ゲージュツは人それぞれの好みで見るもんだから、仕方ないわね。
山を下る電車から眺める雪の箱根山は、ナカナカのもんだったわ。穏やかな山もいいけど、眺めるだけなら急峻な雪の山肌もヨシ。

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コメント

MOAは1,2月は紅白梅図の展示が有ると聞いているんだけど、何故か見るチャンスが無い。
あの美術館、エスカレーターが長いよね。
景色も良くて良かった、良かった。

葛城山からの景色で思い出にふけって、色々な思いを包んでもらえた旅に成れたでしようか。
好きな時に好きな所へ行くって、とっても良いわね。

再びの雪で、雪かきに疲れてしまった私です。

投稿: 山百合子 | 2014年2月17日 (月) 10時04分

雪かきお疲れ様。凄い積もり方だったわね。私は屋根から落ちる雪の音にホントに驚いた。
MOA美術館の延々と続くエスカレーターが登りたい山にあったらラクだわねぇ。山の上からの展望は大好きなのに、もうラクに行けるところだけだわ。
それでも、確かに、行きたいところへ気ままに行けるのはありがたいとつくづく思いました。

投稿: BB | 2014年2月18日 (火) 06時35分

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