« コンパクトで親しめるコンサート | トップページ | 初みかん »

2018年2月 2日 (金)

五郎さんはスゴイな

1981年から2002年までテレビで放送されたドラマ「北の国から」を軸に、
藤波匠氏が書いた ” 「北の国から」で読む日本社会 ” 、
自分の子育て時代に重なるあの頃は、
ヨノナカどんなふうだったかしらという興味で、読みました。

黒板五郎さん一家とその周囲の人たちの話は1980年からスタートするらしい。
BBはそのドラマを見ていない。
テレビドラマは殆ど見ないし、わずかな記憶にある主人公を演じた人の
風貌が(ヒョットコ口ふう)がなんだかわざとらしくてヤダ、くらいの理由で。
奥さまは魔女、なんてのは見てたんだけど。
NHKの朝ドラもその頃は見てた気がする。でも、学芸会風がヤで見なくなった。
あ、そんなことはどうでもよろしいわね。

その頃のヨノナカはどんなふうだったか、
藤波氏は各種資料を駆使して、五郎さん一家の動きや考え方の裏付けをして見せてくれる。
ヒトは世に連れですからね。

目次からランダムにあげてみます。

 ・ 東京に多くの若者が流入した1960年代 
 ・ 農業の機械化と離農のすすめ
 ・ 国内石炭産業の盛衰
 ・ 金なしでもなんとかするのが男の仕事
 ・ バブル崩壊とともに地方に流れた若者たち
 ・ 次々と廃線になる北海道の鉄道
 ・ 子ども自身の学び取る力を重視する教育
 ・ ゴミを出さない五郎の暮らし
 ・ 先進的な富良野のゴミ処理
 ・ 石の家や拾ってきた家は文明への風刺か

参考資料としてページ内に上げられた図にはこんなのも。

 ・ 所得格差と東京圏の転入超過数の推移
 ・ 東京圏の人口移動の推移
 ・ 北海道の鉄道路線(1980年と現行)
 ・ 大学進学率の推移
 ・ 未成年自殺者数の推移

登場人物それぞれの、登場する以前からの履歴をしっかり作りこんでおいてからの話らしく、
時代を背景にして個性が浮き出てきたらしい。

五郎さん自身の、自力で道を切り拓く信念が魅力。
大事にするものの軸がぶれないヒト。

・・・作者の倉本聰さんっておヒトがそういう人なのかな。

ドラマに登場した「石の家」も「拾ってきた家」も写真が出ている。
作った五郎さんも協力した人たちも、尊敬。

五郎さんは(実存する人としたら)いま、80代前半らしい。
BBは最近コウキコウレイシャになったところ。
(コレ、そろそろおしまいだよと言われているようで、なんだか不愉快な制度の名前ね)

自分の子育て時代と重なるだけじゃなくて、年上のきょうだい達の生きた背景(まだ生きてるけど)も
偲ぶ本でした。

あんまりアタマ良くない自覚があるので、なんの話だか、、、って読後感想文ね、ゴメン。
ちょっと近過去(そんな言葉はないわね)を俯瞰した感じ。

|

« コンパクトで親しめるコンサート | トップページ | 初みかん »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1720093/72831183

この記事へのトラックバック一覧です: 五郎さんはスゴイな:

« コンパクトで親しめるコンサート | トップページ | 初みかん »